風宮かぜのみや)” の例文
武蔵は遂に、苦痛に耐えかねたのであろう、風宮かぜのみやの前まで来ると、大杉の根へ、うめきながら、仆れて、自分の脚をじっと抱えた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)