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願下
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ねがいさ
ふりがな文庫
“
願下
(
ねがいさ
)” の例文
巳代吉は本家から
願下
(
ねがいさ
)
げて、監獄に入れる親分とおかみの計画は徒労になった。然し親分は中々其居馴れた久さんの
家
(
うち
)
の
炉
(
ろ
)
の
座
(
ざ
)
を動こうともしなかった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)