頬先ほおさき)” の例文
かつ柄も長くない、頬先ほおさきに内側にむけた刃も細い。が、かえって無比の精鋭を思わせて、さっると、従って冷い風が吹きそうである。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)