頌歌ほめうた)” の例文
而も其の態度は異常に嚴格である。また假面的相貌に、絶大なる何物かに向つて心からの頌歌ほめうたを唄ふやうな極めて敬虔なる表情を刻んで居るのであつた。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
わが心、頌歌ほめうたを負ひて重く、御前おんまへにむかふも苦しげなり。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
愛の頌歌ほめうたをうたふなり
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)