鞍附くらつき)” の例文
貧しい藩士の屋敷へ行って、金には当然かわいている妻女をつかまえて、首財布から不相応ふそうおうな金をだして見せびらかしたりする。鞍附くらつきでも買えば町の中を得意げにくつわを鳴らしていて通るのだ。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)