トップ
>
面貌
>
かおつき
ふりがな文庫
“
面貌
(
かおつき
)” の例文
飼われている一匹の
狆
(
ちん
)
もあって、
田舎
(
いなか
)
からの珍客をさもめずらしがるかのように、ちいさなからだと
滑稽
(
こっけい
)
な
面貌
(
かおつき
)
とで廊下のところをあちこちと走り回っている。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と自分の思わくとお浪の思わくとの
異
(
ちが
)
っているのを悲む色を
面
(
おもて
)
に現しつつ、正直にしかも
剛情
(
ごうじょう
)
に云った。その
面貌
(
かおつき
)
はまるで
小児
(
こども
)
らしいところの無い、
大人
(
おとな
)
びきった
寂
(
さ
)
びきったものであった。
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“面貌”の意味
《名詞》
面 貌(めんぼう、めんみょう)
顔つき。容貌。
(出典:Wiktionary)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“面貌”で始まる語句
面貌痩