“面衣”の読み方と例文
読み方割合
ヴェール100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は薄黒い男共が、白い面衣(ヴェール)をつけて、短艇で果實を賣りに來たのを珍らしさうに檣樓から降りて見もした。それ等はベドウアン人であると他の者が彼に教へた。
表面は氷で青白いけれども、何となく底の下から緑いろの水の潤(うる)みを感じさせている湖水は、うごめく春の兆しを月光に見破られまいと強いて面衣(ヴェール)を緊くしているようにも取れます。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)