青馬あを)” の例文
肝心の名前を忘れたと見えて、欄外と云ふ様な所に野々宮宗八どのとかいてあつた。此欄外には其外二三件ある。さく青馬あをが急病で死んだんで、作は大弱りでゐる。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
青馬あをむるる牧のはたての秋山は金泥の霧にへだたりにけり
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)