青貝あをがひ)” の例文
その一つはこれに木瓜もくかう青貝あをがひ螺鈿らでんしよくが添はつてゐた事で、今一つはこの香炉が贋物いかものであるといふ事であつた。
柳ぬれし今朝けさかどすぐる文づかひ青貝あをがひずりのその箱ほそき
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
砂にまみれし青貝あをがひ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)