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青漆塗
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せいしつぬ
ふりがな文庫
“
青漆塗
(
せいしつぬ
)” の例文
半刻
(
はんとき
)
ほど
経
(
た
)
つ。再び喇叭が鳴る。そして
薩艦
(
さつかん
)
春日丸から下船した
青漆塗
(
せいしつぬ
)
り
長柄
(
ながえ
)
の
駕
(
かご
)
が五挺、燃えさかる篝火と雪明りの中を、埠頭の方から、ものものしく歩いて来る。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこの古いお
厨子
(
ずし
)
は
青漆塗
(
せいしつぬ
)
りで
玉虫貝
(
たまむしがい
)
の
研
(
と
)
ぎ出しであったかと思う、その厨子の前へ、朝に夕に
眉目
(
みめ
)
のいやしくない老婆が、合掌する、不思議はない、御先祖を拝むのだ。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
漆
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“青漆”で始まる語句
青漆
青漆葛籠
青漆砂子塗