霜混しもまじ)” の例文
それから度の強い近眼鏡の視線を今一度自分の足下に落すと、霜混しもまじりの泥と、枯葉にまみれた兵隊靴で、半分腐りかかった踏切板をコツンコツンとってみた。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)