“霊木”の読み方と例文
旧字:靈木
読み方割合
れいぼく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの樹は、霊木れいぼくじゃ。この家から必ず貴人が生れる。重々ちょうちょう車蓋しゃがいのような枝が皆、そういってわしへ囁いた。……遠くない、この春。桑の葉が青々とつく頃になると、いい友達が訪ねてくるよ。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)