“離舎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなれ50.0%
はなれや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
場所は岩村家の離舎はなれと決り好学塾と名付けられた。農村のことであったから授業は勿論夜間であった。教授課目は「大学」と「史記列伝」かたわら「韓非子」をやろうと云うのである。
カテリーナは泣き泣き離舎はなれやへ逃れると、寝台へ身を投げて、切り結ぶ刄音を聞くまいとして耳を蔽うた。しかし、哥薩克同士の目ざましい渡りあひの物音は打ち消すべくもなかつた。