“雜鞍”の読み方と例文
読み方割合
ざふくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徒歩かちにておぼつかなくも辿り辿りて、八月二日のあかつきに野洲やすの河原にさしかゝると、まだ明けやらぬ朝霧のあひだより、雜鞍ざふくら置いたる馬を追うて來る者がござつた。
佐々木高綱 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)