“雑舎”の読み方と例文
読み方割合
ぞうしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
放免は、轅門をはいって、白砂のしきつめてある広前をきょときょと見まわし、もう一重ひとえある右側の平門をのぞきかけると、一隅の雑舎ぞうしゃのうちから、水干すいかん姿の小者が、ぱっと、駈けよって
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)