“雌豹:めへう” の例文
“雌豹:めへう”を含む作品の著者(上位)作品数
野村胡堂3
中勘助1
“雌豹:めへう”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
あはれな臆病者は雌豹めへうの群に襲はれた驢馬のやうにおどおどして顔もあげずに縦横に首をふるばかりだつた。
銀の匙 (新字旧仮名) / 中勘助(著)
ガラツ八の勇猛さでも、この雌豹めへうのやうな美しい駻婦かんぷにはかなり手古摺てこずつたやうです。
隙を狙つて、雌豹めへうのやうに逃げ出さうとしましたが、その時後ろから錢形平次が、
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
まだ若いのに、白粉氣のない櫛卷くしまきで、世にも人にもすねた恰好ですが、精悍で、溌剌として居て、雌豹めへうの怒つたやうな、言ふに言はれぬ美しさと、『抗し難きもの』を持つた女でした。
こう相對してゐると、雌豹めへうの精悍な美しさは隱れて、唯平凡で穩當な内儀、淋しく靜かでさへある大年増に過ぎませんが、何にか物を言はせたり、感情の激しい動きなどがあると、思ひも寄らぬ凄婉せいゑんな美しさを見せる女でした。