雄黄ゆうおう)” の例文
法師はまず雄黄ゆうおうをもとめて、それをもとに水薬を調合し、小瓶こがめにいっぱい満たすと、それをもって寝室にむかった。
瑤池ようちへ行って、王母にお眼にかかっている留守に、貴郎をたばかったものですよ、この鶴は、王母の所から借りてきたものです、貴郎の毒はひどいが、この玉と雄黄ゆうおうとを練って飲むと
荷花公主 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)