“隻流”の読み方と例文
読み方割合
せきりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青柳は、父の経営していた「隻流せきりゅう館」という、柔道の道場の裏二階に、夫婦で暮していた。そこの三畳の一室を、光丸の隠れに当てがった。……
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
七月が終って、間もなく、勝則と光丸とは、潜伏していた博多の「隻流せきりゅう館」道場から、それぞれ、自宅へ帰って来た。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)