隻句せきく)” の例文
しかし、彼にとって、朝倉先生の言葉は、とりわけそれが彼自身のことに関して発せられた場合、どんな片言隻句せきくでも、軽い意味をもつものではなかった。
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
この男の堅實さと、拔目のない生活樣式を、平次は片言隻句せきくの間に感じたやうな氣がしました。
平次は報告の片言隻句せきくも聞き逃しませんでした。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)