隙取ひまど)” の例文
六時、朝食をすまし、右手のかわらにつき、最近の鞍部目的に登る、僅か十町つい目先きのようだ、が険しくて隙取ひまどれ、一時間ばかりかかった。
穂高岳槍ヶ岳縦走記 (新字新仮名) / 鵜殿正雄(著)
もしこれを帝国議会の議に附したなら、非常に隙取ひまどる恐れがあったからである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)