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陽穀
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ようこく
ふりがな文庫
“
陽穀
(
ようこく
)” の例文
県城通りの
槐
(
えんじゅ
)
並木に、ひときわ目立つ
生薬
(
きぐすり
)
問屋がある。
陽穀
(
ようこく
)
県きっての
丸持
(
まるも
)
ちだともいう
古舗
(
しにせ
)
だ。男はその薬屋の主人で名は
慶
(
けい
)
、
苗字
(
みょうじ
)
は二字姓の
西門
(
せいもん
)
という珍らしい姓だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、自身自首して出たかども神妙なうえに、近隣の
輩
(
やから
)
、そのほかの証人、また全く縁故もなき
陽穀
(
ようこく
)
県の一般市民よりも、あまたな助命の嘆願が、当奉行所や県城に聞えておる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……まあ旦那のほうで仰っしゃるから、あけすけに言っちまいますが、
陽穀
(
ようこく
)
県一の
薬種問屋
(
くすりどんや
)
、西門大郎の
御寮人
(
ごりょうにん
)
にしては、亡くなったおくさんは、余り良妻じゃなかったんですってね
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“陽穀(
陽穀県
)”の解説
陽穀県(ようこく-けん)は中華人民共和国山東省聊城市に位置する県。
(出典:Wikipedia)
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
穀
常用漢字
小6
部首:⽲
14画
“陽穀”で始まる語句
陽穀県