陽時計ひどけい)” の例文
すでにうまの刻となった。陽時計ひどけいを睨んでいた吏は、鐘台へかけあがって、時刻の鐘を打った。数万の百姓は、それを聞くと、大声をあげていた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)