“陪音”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばいおん50.0%
オヴァートーン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らが口にすることは、主題や副主題、陪音ばいおんや結合音、九度の連結や長三度の連続、などばかりだった。ある楽譜の中に展開する一連の和声ハーモニーに名前を与え得ると、得意然とひたいをふいていた。
要は結局エイゼンシュテインが視覚的陪音オヴァートーンと呼び、あるいはむしろ視覚的結合音コンビネーショントーンと呼ばるべきものを生み出すにあるのである。
映画芸術 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)