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附属
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ふぞく
ふりがな文庫
“
附属
(
ふぞく
)” の例文
旧字:
附屬
この叡空上人は大原の
良忍上人
(
りょうにんしょうにん
)
の
附属
(
ふぞく
)
円頓戒相承
(
えんどんかいそうじょう
)
の正統であって、
瑜伽
(
ゆが
)
秘密の法に明かに当代に許された名師であった。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
私の家は、幸に竹早町の高等
師範
(
しはん
)
に近いところにあったことの縁もあって、上の子供は、例外なく小学校時代はその
附属
(
ふぞく
)
に入れて貰った。中学校時代も入れて貰ったのが多い。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
その地下室はもとどこかの事務所らしかったが、久しく人の姿を見うけない。それが
妙
(
みょう
)
に
陰気
(
いんき
)
くさいのだ。また、大学病院の建物も橋のたもとの
附属
(
ふぞく
)
建築物だけは、置き忘れられたようにうら
淋
(
さび
)
しい。
馬地獄
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「いいえ。ここはこの向うの家の地面なのですが家の人たちが一向かまわないで子供らの集まるままにして置くものですから、まるで学校の
附属
(
ふぞく
)
の運動場のようになってしまいましたが実はそうではありません。」
虔十公園林
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“附属”の意味
《名詞》
附 属(ふぞく)
従属すること。付属と書き換えることがある。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
属
常用漢字
小5
部首:⼫
12画
“附属”で始まる語句
附属品
附属物