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阿闍梨
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あざり
ふりがな文庫
“
阿闍梨
(
あざり
)” の例文
阿闍梨
(
あざり
)
は、白地の錦の
縁
(
ふち
)
をとった
円座
(
わらふだ
)
の上に座をしめながら、式部の眼のさめるのを
憚
(
はばか
)
るように、
中音
(
ちゅうおん
)
で静かに法華経を
誦
(
ず
)
しはじめた。
道祖問答
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
阿闍梨
(
あざり
)
は、身を
稍後
(
ややあと
)
へすべらせながら
眸
(
ひとみ
)
を
凝
(
こ
)
らして、じっとその翁を見た。翁は
経机
(
きょうづくえ
)
の向うに白の
水干
(
すいかん
)
の袖を掻き合せて、
仔細
(
しさい
)
らしく坐っている。
道祖問答
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“阿闍梨”の解説
阿闍梨(あじゃり、あざり、sa: ācārya、pi: ācariya、蔵: slob dpon)とは、「先生」の意味。阿舎梨・阿闍梨耶とも音写。と漢訳する。
(出典:Wikipedia)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
闍
漢検1級
部首:⾨
17画
梨
常用漢字
小4
部首:⽊
11画
“阿闍梨”で始まる語句
阿闍梨性範
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阿闍梨祐円
阿闍梨蓮忍
阿闍梨覚淵