“阿呆陀羅”の読み方と例文
読み方割合
あほだら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つらつおもんみる迄もないが、一八二五年ブーラールが死んでから百年目(正確に云えば百一年目)に僕が此の雑文を書くようになったのも、——少々阿呆陀羅あほだら経めくが——やっぱり、一樹の蔭
愛書癖 (新字新仮名) / 辰野隆(著)
二丁目のくま相撲すもう、竹川町の犬の踊り、四丁目の角の貝細工、その他、砂書き、阿呆陀羅あほだら活惚かっぽれ軽業かるわざなぞのいろいろな興行で東京見物の客を引きつけているところは、浅草六区のにぎわいに近い。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)