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阿久津
ふりがな文庫
“阿久津”の読み方と例文
読み方
割合
あくつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくつ
(逆引き)
此處で食ふ鮎は、皆
阿久津
(
あくつ
)
附近の鬼怒川から持つて來るのである。その代り、
岩魚
(
いはな
)
がゐる。かじかがゐる。
赤腹
(
あかつぱら
)
がある。中禪寺湖では大きな驚くやうな鰻が獲れた。
日光
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
江戸参覲の折、
野州
(
やしゅう
)
、
阿久津
(
あくつ
)
の鬼怒川が出水して川止めになり、宇都宮へ戻って、四日あまり滞在なさったが、旅費を使い果され、川は開いたが、渡りもならない。
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
阿久津
(
あくつ
)
といふ標札に掛けかへられたのは、それから、一年も後のことであつたが、廉介は、ともかく妹から金を受け取るとすぐに、娘の梨枝子を残して、しばらく旅に出ると云ひ、家を離れた。
落葉日記
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
阿久津(あくつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
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