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間食
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かんしょく
ふりがな文庫
“
間食
(
かんしょく
)” の例文
歴とした
家
(
うち
)
の飼い犬でありながら、品性の甚だ下劣な奴等で、毎日々々朝から晩まで近所の
掃溜
(
はきだめ
)
を
𩛰
(
あさ
)
り歩き二度の食事の
外
(
ほか
)
の
間食
(
かんしょく
)
ばかり
貪
(
むさぼ
)
っている。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ハサマはすなわち物と物との中間のこと、今いう
間食
(
かんしょく
)
をアイダグイ、またはハサグイというのと
元
(
もと
)
は一つである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それにこの人目を忍んで
間食
(
かんしょく
)
をするという癖は、何も吾等猫族に限った事ではない。うちの
御三
(
おさん
)
などはよく細君の留守中に餅菓子などを失敬しては頂戴し、頂戴しては失敬している。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ことに砂糖の食べ物が得やすくなってからは、子どもの食事などは回数が多く、茶と茶の中間にまた新たなる
間食
(
かんしょく
)
を、ほしがる者さえできていたのであった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それから小さな人たちも母の注意によって、だんだんと
間食
(
かんしょく
)
も少なくする習慣をつけられている。砂糖の甘さなども、忘れてしまわねばならぬ時があるかもしれない。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“間食”の意味
《名詞・サ変動詞》
間食(かんしょく)
時間の定まった食事と食事のあいだの時間に、食べること。その食べ物。
(出典:Wiktionary)
“間食”の解説
間食(かんしょく)とは、毎日の規則的な食事の間に摂る補助的な食事(軽食)である。
(出典:Wikipedia)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“間食”で始まる語句
間食卓
間食家