間怠まだ)” の例文
停車場ステーションへ来ると、間怠まだるこい田舎いなか汽車の発車時間にはまだだいぶがあった。二人はすぐそこにある茶店に入って休息した。次の物語はその時敬太郎が前約をたてに須永から聞かして貰ったものである。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)