長江ながえ)” の例文
次に久米くめ摩伊刀まいと比賣、次に伊呂いろ比賣、次に葛城かづらき長江ながえ曾都そつ毘古は、玉手の臣、的の臣、生江の臣、阿藝那の臣等が祖なり。また若子わくごの宿禰は、江野の財の臣が祖なり。
長江ながえ長左衛門と仮名する、堀部安兵衛。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
キノツノの宿禰すくねは、木の臣・都奴の臣・坂本の臣の祖先です。次にクメノマイト姫・ノノイロ姫です。葛城かずらき長江ながえのソツ彦は、玉手の臣・いくはの臣・生江の臣・阿藝那あきなの臣等の祖先です。
およそこの帶中津日子たらしなかつひこの天皇の御年五十二歳いそぢまりふたつ。(壬戌の年六月十一日崩りたまひき。)御陵は河内の惠賀ゑが長江ながえ一四にあり。皇后は御年一百歳にして崩りましき。狹城さき楯列たたなみの陵一五に葬めまつりき。