“鐵拐仙人”の読み方と例文
新字:鉄拐仙人
読み方割合
てつかいせんにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次は相變らず赤蜻蛉(あかとんぼ)の亂れ飛ぶのを眺め乍ら、鐵拐仙人(てつかいせんにん)のやうに粉煙草の煙を不精らしく燻(ふか)すのでした。女房のお靜は、貧しい夕食の仕度に忙しく、乾物(ひもの)を燒く臭ひが軒に籠ります。
徳庵先生は、鐵拐仙人(てつかいせんにん)のやうな長い息を吐くのです。慈姑(くわゐ)の取手に山羊髯(やぎひげ)、それも胡麻鹽(ごましほ)になつて、世に古りた姿ですが、昔は斯ういふ醫者が信用されました。平次が默つて後を促(うな)がすと