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てつかいせんにん
ふりがな文庫
“てつかいせんにん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鐵拐仙人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐵拐仙人
(逆引き)
平次は相變らず
赤蜻蛉
(
あかとんぼ
)
の亂れ飛ぶのを眺め乍ら、
鐵拐仙人
(
てつかいせんにん
)
のやうに粉煙草の煙を不精らしく
燻
(
ふか
)
すのでした。女房のお靜は、貧しい夕食の仕度に忙しく、
乾物
(
ひもの
)
を燒く臭ひが軒に籠ります。
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
徳庵先生は、
鐵拐仙人
(
てつかいせんにん
)
のやうな長い息を吐くのです。
慈姑
(
くわゐ
)
の取手に
山羊髯
(
やぎひげ
)
、それも
胡麻鹽
(
ごましほ
)
になつて、世に古りた姿ですが、昔は斯ういふ醫者が信用されました。平次が默つて後を
促
(
うな
)
がすと
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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