鏡身きょうしん)” の例文
一歩さがった左膳、タタタ! と平糸巻きの鞘を抜きおとして、蒼寒く沈む乾雲丸の鏡身きょうしんを左手にさげた。こともなげに微笑ほほえんでいる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)