トップ
>
鏗然
>
こうぜん
ふりがな文庫
“
鏗然
(
こうぜん
)” の例文
其の時不意に
煖炉棚
(
マントルピース
)
の上の置時計がジーと蝉のように呟いたかと思うと、忽ち
鏗然
(
こうぜん
)
と鳴ってキンコンケンと奇妙な音楽を奏で始めた。
少年
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
口中に
臭気
(
しゅうき
)
あるを
悟
(
さと
)
らず師の前に出でて稽古しけるに、春琴例のごとく三の
絃
(
いと
)
を
鏗然
(
こうぜん
)
と
弾
(
はじ
)
きてそのまま三味線を置き、
顰蹙
(
ひんしゅく
)
して一語を発せず
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
鏗
漢検1級
部首:⾦
19画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“鏗”で始まる語句
鏗
鏗鏘
鏗爾