“鎗戟”の読み方と例文
読み方割合
そうげき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アラゴン時代の戦槌かけや、ゲルマン連枷れんか、ノルマン型大身鎗おおみのやりから十六世紀鎗アガサイにいたる、十数種の長短直叉を混じた鎗戟そうげき類。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
矢倉の数だけでも数十ヵ所、ことごとく旗を並べ、鎗戟そうげき耀かがやかせ、近寄ることもできなかった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかも道のある所かならず蜀軍の金鼓きんこが響き、鎗戟そうげき殺出さっしゅつした。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)