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鎗先
ふりがな文庫
“鎗先”の読み方と例文
読み方
割合
やりさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりさき
(逆引き)
まことに此の時代の事であるから、一能あるものでも
嘗
(
かつ
)
て秀吉に
鎗先
(
やりさき
)
を向けた者の浪人したのは、たとい召抱えたく思う者があっても関白への遠慮で召抱えかねたのであった。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
もはや町々を
警
(
かた
)
めに来る
近衛
(
このえ
)
騎兵の一隊が勇ましい
馬蹄
(
ばてい
)
の音も聞こえようかというころになった。その
鎗先
(
やりさき
)
にかざす紅白の小旗を今か今かと待ち受け顔な人々は彼の右にも左にもあった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鎗先(やりさき)の例文をもっと
(2作品)
見る
鎗
漢検準1級
部首:⾦
18画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“鎗”で始まる語句
鎗
鎗術
鎗戟
鎗玉
鎗屋町
鎗刀
鎗込
鎗持
鎗疵
鎗尖
“鎗先”のふりがなが多い著者
幸田露伴
島崎藤村