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鎔炉
ふりがな文庫
“鎔炉”の読み方と例文
読み方
割合
ようろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようろ
(逆引き)
実に彼は実験を以て大問題を提出せられ、実験を以てこれに答えしめられたのである。故にヨブ記全体に
活
(
い
)
ける血が
通
(
かよ
)
っている。火と燃ゆる人生の
鎔炉
(
ようろ
)
に、鉄は鍛えられんとするのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
然
(
さ
)
うだ。それは頭蓋骨の
顱頂
(
ろちやう
)
のまるさに似て居る。さう言へば、その月の全体の形も頭蓋骨に似て居る。
白銀
(
しろがね
)
の頭蓋骨だ。研ぎすました、或は今
鎔炉
(
ようろ
)
からとり出したばかりの白銀の頭蓋骨だ。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
そしてそのこね上げがすむと彼は青銅の
鎔炉
(
ようろ
)
にかかっていた。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
鎔炉(ようろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
鎔
漢検準1級
部首:⾦
18画
炉
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
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鎔岩
鎔鉱炉
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“鎔炉”のふりがなが多い著者
長与善郎
内村鑑三
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