“鎔和”の読み方と例文
読み方割合
フユゼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は再び鎔和フユゼされた人間だ。いま霧のなかから静かに私の前にたち現れるのは、私のかつて知らなかつた新たな廻転をもつ世界である。その世界にはまだ何一つとして名のついてゐる物はない。
恢復期 (新字旧仮名) / 神西清(著)