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錏
ふりがな文庫
“錏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しころ
50.0%
びた
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しころ
(逆引き)
金襴で
錏
(
しころ
)
がわりに
装飾
(
よそお
)
った
投頭巾
(
なげずきん
)
、
輪頭形
(
りんどうがた
)
の冑の頂上に、雄猛子の鬚をつけた
厳
(
いか
)
つい冠もの、そのような冠ものを
冠
(
かむ
)
った方は数多く見えましたが
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
つまり、前じての戦語りに、景清と三保
ノ
谷の
錏
(
しころ
)
引きの話、其後に、佐藤継信の戦死の話がある。
「八島」語りの研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
錏(しころ)の例文をもっと
(2作品)
見る
びた
(逆引き)
元の渡世へ戻りさえすれば、うぬに
銭金
(
ぜにがね
)
は
錏
(
びた
)
一文なくても、食う寝るには困らねえ。
沓掛時次郎 三幕十場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
今は
錏
(
びた
)
一文無くしてしまつたのでたゞ不機嫌に黙り込んで饑じさを顔に物言はせてゐる子供たちの中に交つて狂乱したやうに坐つてゐなければならないやうな目に合はせて引上げるのであつた。
吸血鬼
(新字旧仮名)
/
ジョン・ウィリアム・ポリドリ
(著)
錏(びた)の例文をもっと
(2作品)
見る
“錏”の意味
《名詞》
(しころ 錣)兜の後ろから横にたらして首を守る防具。
(出典:Wiktionary)
錏
漢検1級
部首:⾦
16画
“錏”を含む語句
錏一文
錏頭巾
“錏”のふりがなが多い著者
ジョン・ウィリアム・ポリドリ
長谷川伸
国枝史郎
折口信夫