銀閃ぎんせん)” の例文
わざと誘いに乗ったとみせた栄三郎、俄然! 太郎安国を躍らせて平七郎の右脇へ!——と思うまもなく、たちまち銀閃ぎんせんななめに走って、栄三郎、相手のわきの下を上へはねあげようと試みた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)