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銀釵
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ぎんさ
ふりがな文庫
“
銀釵
(
ぎんさ
)” の例文
姫は、涙でいっぱいになった
眸
(
ひとみ
)
で、
頭
(
かしら
)
を下げた。その黒髪の
銀釵
(
ぎんさ
)
はもう揺れだした
軌
(
わだち
)
に
燦々
(
きらきら
)
とうごいていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
襟
(
えり
)
すじの白さ、
銀釵
(
ぎんさ
)
のかすかな
慄
(
ふる
)
え、帯の光——月の下とはいえ眼に痛いほど
沁
(
し
)
み
入
(
い
)
って来る。十九か
二十歳
(
はたち
)
。そして良家の子女であることはいうまでもない。
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
釵
漢検1級
部首:⾦
11画
“銀釵”で始まる語句
銀釵筥迫