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鉄色
ふりがな文庫
“鉄色”の読み方と例文
旧字:
鐵色
読み方
割合
かねいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねいろ
(逆引き)
白い光の
紋流
(
もんりゅう
)
は
五
(
ぐ
)
の
目
(
め
)
みだれに美しく
沸
(
に
)
えあがって、深みのある
鉄色
(
かねいろ
)
の烈しさと、無銘ではあるが
刃際
(
はぎわ
)
の匂いが、幾多の血にも飽くまいかと眺められる。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一応拭き清めてありますが、それにもまた
血脂
(
ちあぶら
)
が浮いて、どんより
鉄色
(
かねいろ
)
の曇って居るのは唯事ではありません。
銭形平次捕物控:238 恋患い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
何か一
物
(
もつ
)
ありそうなお十夜——あのそぼろ助広の
鉄色
(
かねいろ
)
のようにトロリとした眼でお綱を
視
(
み
)
る……。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鉄色(かねいろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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