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釿
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てうな
ふりがな文庫
“
釿
(
てうな
)” の例文
さて
竜伏
(
いしずゑ
)
は其月の生気の方より
右旋
(
みぎめぐ
)
りに次第据ゑ行き五星を祭り、
釿
(
てうな
)
初めの大礼には鍛冶の道をば創められし
天
(
あま
)
の
目
(
ま
)
一箇
(
ひとつ
)
の
命
(
みこと
)
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
況して仕事にかゝつては妻あることも忘れ果て児のあることも忘れ果て、昨日の我を念頭に浮べもせず明日の我を想ひもなさず、唯一
ト
釿
(
てうな
)
ふりあげて木を伐るときは満身の力を其に籠め
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
疾
(
とく
)
時機
(
とき
)
の来よ此源太が
返報
(
しかへし
)
仕様を見せて呉れむ、清吉ごとき
卑劣
(
けち
)
な野郎の為た事に何似るべき歟、
釿
(
てうな
)
で片耳殺ぎ取る如き下らぬ事を我が為うや、我が腹立は木片の火のぱつと燃え立ち直消ゆる
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“釿”の解説
釿(ちょうな、ちょんな)とは、木工に用いられる工具である。漢字では錛、手斧とも表記する。
(出典:Wikipedia)
釿
漢検1級
部首:⾦
12画
“釿”を含む語句
一釿
檜釿川
釿初