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金明水
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きんめいすい
ふりがな文庫
“
金明水
(
きんめいすい
)” の例文
富士を
須走口
(
すばしりぐち
)
へ降りる時、
滑
(
すべ
)
って転んで、腰にぶら下げた大きな
金明水
(
きんめいすい
)
入の
硝子壜
(
ガラスびん
)
を、
壊
(
こわ
)
したなり帯へ
括
(
くく
)
りつけて歩いた彼の
姿扮
(
すがた
)
などが眼に浮んだ。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
壇
(
だん
)
にむかって、七つの
赤蝋
(
せきろう
)
をともし、
金明水
(
きんめいすい
)
、
銀明水
(
ぎんめいすい
)
の
浄水
(
じょうすい
)
をささげて、そこにぬかずいた
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
は、なにかわけのわからぬいのりのことばをつぶやきながら、いっしんに空の星を
祈
(
いの
)
りだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“金明”で始まる語句
金明泉
金明竹