醜躯しゅうく)” の例文
あたしは夫の醜躯しゅうくを、背後うしろからドンと突き飛ばしたい衝動にさえ駆られた。そのときの異様な感じは、それから後、しばしばあたしの胸によみがえってきて、そのたびに気持が悪くなった。
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)