“醜汚”の読み方と例文
読み方割合
しゅうお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど、彼は、いかに醜汚しゅうおな人間であろうとも、勅命をうけて下った天子の使いである。玄徳は、叱咤して
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本人自ら内部の空虚と外面の醜汚しゅうおとに不満を感じ、誠実に満ちた真剣の生活を無意識に期待している折から、全日本を腐敗させた病毒の府である衆議院の崩壊したことは、独り政界のみならず
鏡心灯語 抄 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
まず第一に、醜汚しゅうおな坊主どもから先に追い退けなければ、仏地を真の清浄界とはいわれまい。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)