“酔僧”の読み方と例文
読み方割合
すいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本郷へ来ると、彼酔僧すいそうは汽車を下りて、富士形の黒帽子をかぶり、小形の緑絨氈みどりじゅうたんのカバンをげて、蹣跚まんさんと改札口を出て行くのが見えた。江刺えさしへ十五里、と停車場の案内札に書いてある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)