“酒帘”の読み方と例文
読み方割合
しゅれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒亭三河屋は弁才天べんざいてんを安置したしまの南岸にあった。維新以前には嶼の周囲に酒亭がひさしを接していたのであるが、維新の後ことごとく取払われてひとり三河屋のみが酒帘しゅれんを掲げることを許された。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)