“邪魔視”の読み方と例文
読み方割合
じゃまし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聖人せいじん君子のごときをもってしても、意志強く、自分の目的をあくまでも貫徹せんとする者は、必ず何人だれからか邪魔視じゃましされる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
これ我が天職なり、これ我々がまさにむべき道なりとの確信のもとに働ける人、すなわち意志の強き人は世にはびこり、ために何人なんぴとかの進路をさまたげ、人から邪魔視じゃましされる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
キリストが無遠慮に自分の思想の実行をつとめたから、時の官憲僧侶そうりょから邪魔視じゃましされ、耶蘇やそほどにはびこる、いやなものはないと思われたればこそ、十字架じかの上にその一生を終わったのである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)