邑人まちびと)” の例文
われ答へて彼に曰けるは、チヤッコよ、汝の苦しみはわが心をいたましめわが涙をいざなふ、されどもし知らば、分れしまち邑人まちびとの行末 五八—六〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
善き師曰ひけるは、子よ、ディーテと稱ふるまちは今近し、こゝには重き邑人まちびと大いなる群集むれあり 六七—六九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
アッティラが殘せる灰の上に再びこのまちを建てたる邑人まちびとの勞苦は空しかりしなるべし 一四八—一五〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)